九州の酒

ワイン

巨峰ワイン

 巨峰は、1954年に国内生産に成功した日本独自の品種で、1972年には巨峰独特の風味にこだわった「巨峰ワイン」が造られるようになりました。
 「巨峰ワイン」は、和食にとてもよく合う味が魅力。酸味がやや弱く、飲みやすく上品な味と巨峰ならではの香りが絶妙です。赤や白のほかに、若摘み巨峰、白の辛口ドライ、酸味の優しいルージュなどいろいろなタイプがあります。
 九州では、田主丸町(福岡)の巨峰ワインが有名です。

巨峰ワイン
  • 安心院ワイン安心院ワイン

     宇佐市(大分)の南に位置する安心院町で造られているのが「安心院ワイン」です。ブドウ作りに適した地味を活かし作られたベリーAやデラウェア、ソーヴィニヨン・ブランといった種類から美味しいワインが生まれます。
     安心院産のブドウにこだわって造る「安心院ワイン」はバリエーションの豊富さにびっくり。赤や白、ロゼなどのほかにスパークリングワインなども用意されています。フルーツ果実と合わせたワインや毎年造られる新酒などもあり、ワイン好きにはたまらない魅力です。夏から秋にかけ、ワイン仕込み体験や新酒祭などが行われます。

  • 都農ワイン都農ワイン

     雨の多い都農町(宮崎)は、もともと果樹栽培には不適合な土地柄とされていました。しかし、尾鈴連山の麓で昭和20年頃からブドウ栽培が始められ、今では一大生産地に成長しました。
     現在では、シャルドネ、マスカット・ベリーAなど都農町産のブドウから生まれた「都農ワイン」が造られています。赤や白、ロゼ、スパークリングワインなどが数多くラインナップされています。降雨量が一般的なワイン産地の4倍にもなるという宮崎で生まれた「都農ワイン」には独特のキレと飲みやすさ、芳醇な香りがあります。

  • 熊本ワイン熊本ワイン

     「熊本ワイン」は、自然環境に恵まれた阿蘇の麓で製造されています。寒暖の厳しい高原で豊かに実ったマスカット、デラウェア、シャルドネなどが原料に使われています。
     特に人気なのがシャルドネ種から造られた「菊鹿(きくか)」ブランドの白です。権威のあるワインコンクールでの入賞が注目され、毎年品薄でなかなか手に入りません。赤やロゼなどにも多くのバリエーションがあるので、好みに合わせた味のワインを選ぶことができます。

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