二日市温泉は、福岡県筑紫野市にある温泉です。開湯は約1,300年前と伝えられ、万葉集の中で大伴旅人が歌に詠んでいます。
古くは次田(すいた)の湯、薬師温泉などとも呼ばれていました。古い歴史を持つ温泉地らしく、二日市八幡宮、筑紫神社、山家宝満宮などの見所が周囲にあります。
脇田温泉は、福岡県の北部を流れる遠賀川の支流の犬鳴川沿いに広がる温泉地です。温泉街に約2kmにわたり設けられた散歩道には、「宮若全国俳句大会」の入選作を一句ずつ句碑に仕立て、道の脇に設置しています。また、楽水の径(らくすいのみち)と名付けられた遊歩道も設けられており、水遊びを楽しむ親子連れの姿がよく見受けられます。
原鶴温泉は、筑後川流域にある福岡県最大規模の温泉地で、美肌効果のある湯が湧出することでも知られています。5月になれば夏の風物詩である鵜飼いがはじまり、筑後川へと多くの見物客が集まってきます。鵜飼いを間近で見るには屋形船がおすすめです。
なかま温泉は大分県の北西部、国道212号線沿いの「道の駅やまくに」の隣にある温泉です。
地元の人々が集まり組合を設立、共同で出資して源泉を掘り当てた温泉です。当初は組合員だけで利用していましたが、もっと多くの人に利用してもらおうと、平成13年(2001年)から営業を始めました。近くには日本の棚田百選に選ばれた羽高(はだか)棚田があります。
吉井温泉は、福岡県うきは市を流れる筑後川沿いに宿が並ぶ温泉街です。かつて豊後街道の宿場として栄えた町には、百数十軒もの白壁土蔵づくりの家が建ち並んでいます。周辺には秋月城跡、恵蘇八幡宮、日本最古の実働する三連や二連の水車など多くの観光スポットがあります。
筑後川温泉は九州北部を流れる筑後川の中州にある温泉地です。川の水の温度が高いところがあり、そこを掘ってみると温泉が出てきました。筑後川温泉の近隣はフルーツの山地としても有名で、8月上旬からは「巨峰狩り」、10月中旬からは「柿狩り」などが楽しめます。毎年7月の末に開かれる「筑後川温泉花火大会」などのイベントも見逃せません。
太良嶽(たらだけ)温泉は、日本最大の干潟を持つ有明海沿いにあります。露天風呂や展望風呂からは望める有明海は、潮の干満の差が最大で6mにもなるので時間とともに大きな変化を見せてくれます。
周辺は竹崎ガニの産地としても知られています。竹崎ガニは一般的には「ワタリガニ」と呼ばれるカニで、美味なところから広く食用にされています。海辺の温泉なので湯とともに、新鮮な魚介類を使った食事も楽しめます。
対馬温泉は、九州の北西に浮かぶ「国境の島」、対馬に湧出する温泉です。対馬では平成7年(1995)年に島内で最初の温泉が掘り当てられて以降、温泉の掘削が盛んに行われています。温泉地としての歴史が浅い反面、新しい施設が多く清潔感があります。周囲には殿崎(とのさき)や鳴滝などの観光スポットが点在しています。
牛深温泉は、天草市の高台にある温泉施設です。いたるところに白木が使われた清潔感あふれる館内では、大浴場や露天風呂など数種類の湯が楽しめます。特に香草の香りに包まれるスチームサウナや、薬草気泡湯はリフレッシュ効果があると女性客に人気があります。また、満点の星空を眺めながら入る露天風呂は格別です。
武雄温泉は1,300年以上の歴史がある温泉です。神功皇后も入浴されたと伝えられています。その他にも、宮本武蔵やシーボルト、伊達政宗や伊能忠敬など歴史上の人物が入浴したという記録が残されています。
武雄温泉周辺には、「武雄の三大大楠」や一度に12万個の湯呑みを焼くことができる「飛龍窯」などがあります。「黒髪の浪漫まつり」や「流鏑馬(やぶさめ)」などのイベントとともに、温泉と合わせて楽しんでみてください。
道の尾温泉は、長崎県南西部に位置する西削彼杵半島にある温泉です。明治元年(1868年)、に創業した、長崎市内からもっとも近い温泉です。創業以来、湯治場として利用され、飲用もできます。JR長崎本線の道の尾駅から徒歩10分ほどのところにあります。創業以来、湯治場として利用され、飲用もできます。
菊池温泉は、熊本県北部の菊池市にある温泉郷です。無色透明で柔らかい泉質のお湯は「化粧の湯」や「美肌の湯」とも呼ばれ、その美容効果から特に女性客に人気があります。菊池温泉では「わかさず・ぬるめず・循環させず」にこだわっており、平成23年には療養・保養に優れた温泉地として「日本の名湯百選」に選ばれています。
湯坪温泉は、くじゅう連山の泉水山と涌蓋山(わいたさん)の谷あいにある温泉で、九重九湯のひとつです。昭和50年代に地元の農家が民宿を始めたのをきっかけに、現在では約20軒の民宿が集まる温泉地となっています。玖珠川上流の湯坪川沿いにあり、民宿が多いことから「湯坪民宿村」と呼ばれ親しまれています。採れたての新鮮野菜と山菜の料理も自慢です。
湯布院温泉は、標高1,584mの由布岳の麓にあり、源泉の数は約900。別府温泉に次いで全国で2番目に源泉数の多い温泉です。温泉街には周囲が約400mの金鱗湖があります。金鱗湖の湖底からは温泉が湧き出ており、水温は年間を通してほとんど変わりません。そのため、気温の低い日には、朝霧が発生し湯布院の街を包みます。その光景は由布院温泉を代表する景観として知られています。また、美術館やカフェ、レストランなど、街全体がおしゃれに作られていて落ち着いた雰囲気です。
湯平温泉は、大分県中部を流れる花合野川(かごのがわ)沿いにある温泉です。開湯は鎌倉時代と伝えられ、江戸時代後期には現在のような石畳のある温泉街の形になりました。いくつかの共同浴場があり、日帰り温泉にも便利です。また、映画のロケ地にもなっており、全国から湯治客が訪れています。
植木温泉は、「熊本の奥屋敷」として知られている温泉地で、熊本県の北部を流れる菊池川の支流、合志川沿いにあります。
温泉街は約90年の歴史を持ち、温泉街に立ち並ぶ旅館の多くにはゲートボール場が作られています。これは、植木町がゲートボール発祥の地といわれているためです。
山鹿温泉は、熊本県北部の山鹿市にある温泉です。温泉地としての歴史は非常に古く、約800年前に宇野親治によって発見されたと伝えられています。小倉藩主であった細川忠利が肥後熊本藩へ国替えとなった際、客分として滞在していた宮本武蔵が山鹿の温泉で静養したとの記録も残っています。周囲を散策するなら古い街並みが続く豊後街道がおすすめです。
京町温泉は、えびの高原の据野に広がる田園地帯にあります。どちらかといえば保養向けの温泉地で、宮崎県内では最大級の規模を誇ります。周囲に広がる豊かな田園の畦には、約150体の「田の神さあ」と呼ばれる石仏が立っており、京町温泉のシンボルとなっています。
丸尾温泉は、霧島連山の中腹に広がる温泉地で、霧島温泉郷の中心地となっています。露天風呂や大浴場など趣向を凝らした入浴施設を備えた宿が多く、霧島観光の拠点としても利用されています。湯けむりを上げながら温水がダイナミックに流れ落ちる「丸尾滝」は国道からも近く、ぶらりと散策するには最適のスポットといえます。
市比野温泉は、鹿児島県を流れる市比野川沿いの温泉郷です。温泉街は三方を山に囲まれた田園地帯に細長く延びており、九州の奥座敷とも呼ばれる落ち着いた雰囲気が漂っています。昔ながらの湯治宿から近代的な旅館やホテルなど、さまざまな宿が点在しており、立ち寄り湯の共同浴場も2軒あります。鹿児島県内では最も近代的な温泉郷です。
青島温泉は、青島海岸沿いにある温泉地です。周辺には、数多くの亜熱帯植物が自生しており、南国らしい雰囲気です。露天風呂や内風呂は、多くが目の前の日向灘や青島方向に眺望の開けた造りになっており、雄大な眺望が楽しめます。周辺には、青島をはじめとする観光スポットも充実しており、観光を満喫できる温泉地です。
霧島神宮温泉は、天孫降臨の地と伝えられる霧島神宮の周辺に広がる温泉地です。霧島神宮を中心に宿泊施設が点在しており、大型リゾート施設や昔ながらの温泉旅館などタイプはいろいろ。露天風呂も森林浴を楽しめたり、桜島を遠望できたりと楽しめます。いずれの宿も霧島神宮に近く観光に便利です。1959年(昭和34年)に「国民保養温泉地」に指定されました。
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