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日数:1日コース
春 夏 秋 冬
一人旅 家族旅行 歴史
九州の産業遺跡のさきがけとなった長崎では西洋技術に基づく建築物と三菱造船のもとに発展した船舶製造技術の遺産が残っています。 北九州地方では明治大正期に急速に発展した門司・八幡の港湾・製鉄が、そして筑豊地方では鉱山が残っています。
1日目 長崎市
車で約30分
日本で最も古い木造洋風建築物。旧グラバー住宅や旧リンガー住宅など、居留地時代の数々のや遺構が残っています。
長崎港の大パノラマを見下ろす南山手の丘に位置し、異国情緒あふれる長崎屈指の人気観光スポットです。
国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅をメインに、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築し復元しています。居留地時代の面影を残す石畳や石段が、歴史や文化の香りを一層引き立てています。園内各所が花々で彩られており、いつどこを切り取っても絵になる空間ばかりです。
長崎市のランドマークである稲佐山を背景に長崎港を一望できる絶好のロケーションも自慢です。開港直後の偉人たちがこの絶景に魅せられたという話しも納得です。
訪れた際にぜひ探して欲しいのが、石畳の一画にあるハートストーンです。「この石に触れて願い事をすれば恋が叶う」 など恋愛成就にまつわる伝説があるパワースポットだとか。洋館群がライトアップされる7月中旬~10月初旬は、昼間とは違うロマンチックな雰囲気を味わえるのも魅力です。
レトロ写真館で気軽に衣装をレンタルして撮影するのもオススメ!マダム・バタフライにちなんだメイク用品や四葉のクローバーをあしらったオリジナルグッズも人気でお土産として喜ばれています。
園内は長崎特有の坂の多い地形のため、動く歩道やエスカレーターを設け、回遊道路をめぐらしています。それによりさまざまな年代の人々に親しまれており、年間を通して多くの観光客で賑わいます。
三方をベランダで囲まれたバンガローのような旧リンガー住宅は、明治初期に建てられたもので、重要文化財に指定 されています。
港に向かって突き出た切妻づくりのポーチ、 広いベランダを支える天草石が立ち並ぶ見事な景観、車寄せの噴水など、当時の職人の技術の高さを感じさせます。
車で約5分
三角ペディメント(破風)に特長がある、堂々とした構えの建築物。現在は、海外航路の足跡などが展示されています。
開港して間もない幕末の長崎に代理店を置き、1892年に長崎支店を開設した「香港上海銀行」。その新社屋として1904年に建設された国指定重要文化財である「旧香港上海銀行長崎支店」を活用した博物館です。2・3階に「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」を併設しています。
正面は装飾が豊かで側面はシンプルな造り、典型的な西洋建築様式「ファサード建築」で建てられた石造3階建の建物は、明治から昭和初期に活躍した建築界の異才、下田菊太郎が設計した中で唯一国内に現存する作品。長崎市内に残る洋館の中で最大級の大きさを誇っています。
1階は、銀行として使われていた当時の様子を伝える展示と、休憩等気軽に利用できる多目的ホールとなっており、2階では、中国革命の父・孫文とその革命を支えた長崎出身の実業家・梅屋庄吉の国境を越えた友情の物語と長崎華僑の人々の活躍が紹介されています。3階では、楽しく学べる体験コーナーもあり、貿易港長崎の歴史や、日本の近代化に大きな役割を果たした上海航路と国際通信、居留地での外国商人たちのくらしや、建築家・下田菊太郎の業績を紹介しています。
徒歩で約10分
明治31年築の旧長崎税関下り松派出所庁舎。半解体修理をしてべっ甲工芸館として生まれ変わりました。べっ甲作品の展示やビデオ上映などが行われています。
国指定重要文化財である「旧長崎税関下り松派出所」を保存利用した、長崎の伝統工芸である「べっ甲細工」と「税関に関する資料」を展示する施設です。
長崎港は鎖国時代、唯一の外国との窓口として開かれ、開国後も重要な貿易港として税関が置かれました。その派出所として1898年に「旧長崎税関下り松派出所」が建築され、1990年3月には国の重要文化財に指定されました。明治時代の税関施設の状況をよく伝えており、歴史的価値が高いだけでなく「長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館」などと共に、大浦海岸通りの異国情緒感漂う景観を作り出しています。
館内には、社団法人日本べっ甲協会から寄贈を受けた約300点の貴重なべっ甲が展示され、ビデオの上映も行っていますので、是非とも歴史と伝統に培われたべっ甲の伝統工芸に触れてみてください。
「旧長崎税関下り松派出所」は、平成2年3月に国の重要文化財に指定されています。建物は小規模ながら、明治時代の税関施設の状況をよく伝えており、歴史的な価値だけでなく、海岸通りの景観形成にも重要な役割を担っています。
船で約3時間(上陸見学、往復)
かつて石炭を採掘するために5,000人以上の人々が生活していた端島は、その姿から「軍艦島」と呼ばれています。閉山後は無人島となりましたが、平成21年4月から上陸ツアーが開始されました。
長崎港から船で約40分のところに位置する端島(はしま)。小さな海底炭坑の島は、岩礁の周りを埋め立てて造られた人工の島です。岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。最盛期の1960年には約5300人もの人が住み、当時、日本一の人口密度を誇っていました。島内には小中学校や病院などを完備、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設もあり生活の全てを島内で賄うことができたそうです。
端島炭坑の石炭はとても良質で、隣接する高島炭坑とともに日本の近代化に大きく貢献しました。しかし、主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことにより衰退の一途をたどり、1974年に閉山。島民はさまざまな思いを胸に島を去り無人島となりました。
2009年に一般の方の上陸が可能となり、現在では多くの方が上陸ツアーに参加して軍艦島を訪れています。
2015年7月世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」として正式登録されました。
車で約20分
この史料館は、長崎造船所が日本の近代化に果たした役割を永く後世に残そうと、昭和60年10月に開設したものです。 史料館に利用されている赤煉瓦の建物は、三菱重工業株式会社発祥の長崎造船所に現存する最も古い建物です。
電話: 095-828-4134
住所: 長崎市飽の浦町1-1
料金: 入場無料
営業: 9:00~16:30(但し入館は16:00まで)
休み: 12月30日~1月3日
※見学申込は要予約
車など約1.5時間
敷地内に、土蔵、陳列室の二つの洋風建築物があります。玄関上のバルコニーに、明治38年建築時のモダニズムがうかがえます。
電話: 0955-43-2131
住所: 西松浦郡有田町幸平一丁目3-8
料金: 入場無料
交通: JR上有田駅より徒歩で20分、JR有田駅より車で7分、波佐見・有田ICより車で10分
営業: 無料
営業: 8:00~17:25
営業: 土日祝祭日9:30~17:00
休み: 年末年始・お盆(7・8月)
車で約10分
外壁はタイル張り、窓枠のアーチ型もほどよく調和しており、有田の落着いた町並みにアクセントを加える存在感ある建築物。 コレクション作品の陳列場として利用されています。
電話: 0955-43-2151
住所: 西松浦郡有田町幸平一丁目1-7
交通: JR上有田駅より徒歩で20分、JR有田駅より車で7分、波佐見・有田ICより車で10分
料金: 無料
営業: 9:00~16:00
休み: 年末年始
窯業400年を支えてきた有田の歴史や民俗に関する資料を収集・保存しています。江戸時代に皿山会所が発行した「窯焼名代札」や「職人札」、戦時中に製作された手榴弾や陶貨などを展示しています
肥前地区の陶磁器をはじめ、九州各地の陶磁器、現代陶芸作家の作品が収集、展示されています。 中でも古伊万里を集めた蒲原コレクションや江戸時代の有田焼を集めた柴田コレクションは必見です。
車で約10分
治初期の建物で石造りの焼き物の製品倉庫を改築し、美術館として利用しています。17世紀はじめの磁器創始期から20世紀に至るまで、有田焼を中心に展示しています。
車で約15分
神社の石段を上ると、白磁に淡いブルーの唐草文様が描かれた美しい磁器製鳥居が参拝者を迎えます。境内には、 有田焼の技術の粋を集めて焼成された磁器製の狛犬や、大水甕、灯篭などが奉納されています。
内山地区は江戸時代に設けられた上の番所(泉山)から、下の番所(岩谷川内)の約2Kmにわたる地区です。 江戸・明治・大正・昭和の各時代を代表する町屋が連なっています。 この地区一帯は、1991年(平成3年)、国の重要伝統的建築物群保存地区に指定されました。
1,200年以上の歴史を持つ古湯で、透明かつやわらかな湯ざわりが特徴。温泉の入り口に立つ朱塗りの楼門は国の重要文化財に指定されており、武雄温泉のシンボルとなっています。
(財)武雄市観光協会
電話: 0954-23-7766
住所: 武雄市武雄町昭和805
駅構内観光案内所
電話:0954-22-2542
日本三大美肌の湯として知られる九州屈指の名泉です。泉源は17ヶ所で湯量も豊富。食塩と炭酸を含有したアルカリ性の湯は良質で、汲み上げ時の温度は約100度あります。
社団法人 嬉野温泉観光協会
電話: 0954-43-0137
住所: 嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-55-1
嬉野温泉旅館組合
電話: 954-42-0240
(社)嬉野温泉観光協会
電話: 0954-42-3310
嬉野の焼物の歴史は天正5年(1577年)に、吉田村を流れる羽口川の上流、鳴谷川の川底に、わが国最初の磁鉱石といわれる白く光る石を発見したことから始まったといわれます。
肥前吉田焼窯元会館
電話: 0954-43-9411
住所: 嬉野町大字吉田丁4525-1
営業時間: 8:30~16:00
博多駅から→JR長崎本線特急「かもめ」で 約1時間45分。長崎駅下車。
長崎空港から→空港リムジンバスでバス 停長崎駅前まで約35分。
長崎自動車道・長崎ICからながさき出島道路経由でJR長崎駅まで約5km。
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