いちき串木野市の徐福展望公園には高さ6メートル、台座2メートルという日本一の徐福像が建立されている。霊峰冠岳を背にして東シナ海を見つめてたつ、その遥か向こうの中国の秦皇島市からは始皇帝の像が徐福の帰りを待ち望むように海を見つめて立っている。
日置市にある江口漁業直営の物産館で、新鮮な海の幸などの特産品が並べられている。東シナ海を一望できるレストランでは江口港に水揚げされた新鮮な魚介類が味わえる。天気のよい日は甑島が見える。
海流が自然に船をここに運んだ古代海上交通の要衝。博多津(福岡県福岡市)、安濃津(三重県津市)とともに日本三津と呼ばれた。
園内には竪穴住居、高床倉庫などを再現したもの、石塔のはらっぱがあるほか、周辺は史跡公園として整備されている。この地域が徐福一行の寄港地、宿泊地と伝えられ、徐福のことを示す「芳士」という地名も残されている。
延岡市街地を一望できる今山の山頂にあり、天平勝宝3年(751)の領主土持直綱が宇佐八幡宮の分霊を勧請したと伝えられる。品侘和気命(ほむたわけのみこと)、息長足姫命(おきながたらしのみこと)、ほか10柱の神々が祀られている。歴代藩主は領内の守護藩主として崇拝。