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長崎県雲仙・島原観光のススメ!絶品ご当地グルメ&絶景スポット、温泉も堪能できるちょっぴり大人な癒やし旅

長崎県を観光するならマストで訪れてほしい、豊かな自然に囲まれている「雲仙・島原」の魅力的なスポットを巡ってみました!
ここでしか見られない雄大な光景や、豊かな湧水を使ったご当地スイーツ、鮮魚店が営む飲食店で新鮮な海の幸を思う存分味わえる絶品ランチ情報も。絶景・グルメ・温泉のすべてをたのしめるちょっぴり大人な癒やし旅情報満載です!

潮風の散歩道。フェリーで熊本から島原へ。

長崎県島原市へは陸路での移動もいいですが、せっかくの旅なのでフェリーを使っての移動もおすすめ。
熊本港と島原港を海路でつなぐ九商フェリーは「レインボーかもめ」と「フェリーくまもと」の2隻体制で運航しています。
(2023年2月時点では減便ダイヤとなっております。ご乗船の際は公式ホームページをご確認ください)
https://www.kyusho-ferry.co.jp/
船室には、ゆったりとくつろげる休憩スペースや売店などが完備されています。約1時間の船旅で、海を眺めながら気分をリフレッシュすることもできます。
また、船室の数カ所に大きなくまモンが座っています。見かけたらぜひ一緒に記念撮影してくださいね!
九商フェリー(熊本港〜島原港)

長崎県島原市下川尻町7-5

https://www.kyusho-ferry.co.jp/

豊かな湧水を利用して造られた美しい景観を誇る庭園

明治後期に別邸(宅地187.8坪、木造瓦葺約40坪)として建築され、四方の眺望に優れていることから「四明荘(しめいそう)」と名付けられました。
1日約3,000トンの湧水量を誇る池には色とりどりの鯉が泳ぎ、庭内には赤松や楓など様々な植栽が施されており、見るものすべてを魅了します。
座敷は正面と左側面の二方が池へ張り出して縁を廻しており、一段高い屋敷から庭園を見下ろすと座敷と庭園が一体となり、ここでしか見られない独特の美しい景観が広がります。
 
|営業時間|
午前9時〜午後6時
|料金|
大人:310円 小人(高校生以下):150円
※入場券は四明荘入口の券売機にてお買い求めください
湧水庭園 四明荘

長崎県島原市新町2丁目

https://www.city.shimabara.lg.jp/page943.html

自然の恵み「湧水で作る」島原の伝統的スイーツ

四明荘から徒歩1分。湧水のせせらぎを聴きながらほっと一休みできる癒しスポット「しまばら湧水館」では島原のご当地スイーツが味わえます。
写真は「かんざらし」です。白玉粉で作った小さな団子を“島原の湧水"で冷やし、蜂蜜や砂糖などで作った特製の蜜をかけたもので、口の中でとろけそうな上品な甘さと喉越しのよさが人気です。

原料となる餅米を、大寒の日に水にさらすことから「かん(寒)ざらし」と呼ばれています。江戸時代から続く郷土の料理として、文化庁の100年フードとして選出されています。 昔は、シロップに使われる砂糖・ハチミツは贅沢品であり、お客様をもてなすものとして出されていたとのこと。各店舗で砂糖の種類や配合を変えることで、味に違いを出しています。
また、季節によって限定のメニューも登場します。写真は「桃のジュレ」。取材日がひな祭りが近かったこともあり可愛らしい彩りのジュレで、味ももちろん絶品でした。「鯉の泳ぐまち」を散策がてら、ぜひお立ち寄りください。
 
|営業時間|
午前9時〜午後5時30分
メニュー提供時間:午前10時〜午後4時
|定休日|
なし
|駐車場|
近隣時間貸し駐車場をご利用ください
しまばら湧水館(Koiカフェ ゆうすい館)

島原市新町2丁目122

https://www.shimabaraonsen.com/information/archives/293

海を眺めながら「新鮮な魚料理」を堪能!

島原市の中でも指折りの人気店で、海沿いにある「平野鮮魚店」では、新鮮な魚料理がリーズナブルな価格でたのしめます。人気店とあって開店と同時にほぼ満席となり、12時にはすでに待ちのお客様がいるほど賑わいをみせています。
中でもイチオシのメニューは海鮮丼(1,210円)。刺し身の鮮度が抜群な上に価格はリーズナブル!ボリュームのある美しい盛り付けと、新鮮さが見事…!
 
こちらも人気の「刺身定食」は、捌きたての新鮮なお魚や、地元のお魚も堪能できます。ほろほろと口の中でとろける絶品の煮付けもセットで1,210円と破格のお値段。(価格はすべて2023年2月時点のもの)
ぜひ定食と一緒に味わってほしいのが「がんばのがねだき」。「がんば」は島原地方の方言で「ふぐ」のことを指します。とても肉厚なふぐを、ニンニクと梅干しで甘辛く煮た島原の郷土料理です。
いままで食べたことのない、すっぱ辛い…の後にニンニクの風味が…!なんだかパワーが湧いてくるような絶品ご当地グルメです!
客席は50席あり、テラス席からはオーシャンビューをたのしむこともできます。お食事のみならず、もちろんお魚を購入することも可能です!
 
|営業時間|
鮮魚店:午前8時〜午後5時
食事処:午前11時30分〜午後2時30分(OS:午後2時15分)
|定休日|
水曜日
地魚専門店 お食事処 平野鮮魚店

長崎県島原市中組町257-1

https://www.instagram.com/hiranosengyo_shimabara/

雲仙きっての老舗温泉旅館で、源泉かけ流しの湯を堪能

全館民芸調の温泉街が一眺に見渡せる落ち着いた雰囲気のお宿。食の宝庫島原半島の豊富な食材を盛り込んだ会席と良質の温泉が好評です。

内湯、露天風呂、貸切湯など良質の硫黄泉をかけ流した温泉も楽しみの一つです。特に写真の「パノラマ露天 薫風の湯(宿泊者専用露天風呂)」は、自然に囲まれた露天風呂で、非日常を感じさせてくれます。

日帰りで立ち寄り湯ができるのは本館内湯(普賢の湯・白雲の湯)となっており、普賢の湯では焼杉とレンガで囲まれたサウナも完備されています。温泉とサウナでより一層心とからだがリフレッシュできますね。
 
|内湯立ち寄り湯入浴料金|
大人:1,000円 子ども:500円 ※宿泊者は無料

|貸し切り湯料金|
立ち寄り:1,000円〜2,500円/人
宿泊者:無料〜2,000円/室
子ども:半額(3歳未満は無料)

|入浴時間|
一組50分
雲仙福田屋

長崎県雲仙市小浜町雲仙380-2

https://www.fukudaya.co.jp/

雲仙温泉を代表する観光名所「雲仙地獄」を五感で楽しむ

雲仙温泉を代表する観光名所「地獄温泉」。 硫黄の香りが立ち込め、地の底から吹き出す蒸気と熱気が辺り一面を覆い尽くす光景は、まさに地獄そのもの。
ここはキリシタン殉教の舞台になったところでも知られ、殉職碑も建てられています。 大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30あまりの地獄からなり、それぞれに違った風景があります。
雲仙地獄

長崎県雲仙市小浜町雲仙320

https://www.unzen.org/watch/jigoku/

雲仙定番のお菓子!温泉を練り込んだ「湯せんぺい」

雲仙温泉街の中心部に佇む遠江屋(とおとうみや)では、雲仙定番の「湯せんぺい」がその場で味わえ、お土産としても購入することができます。
湯せんぺいとは、小麦粉、砂糖、卵、重曹に温泉水を加えて練り上げた、ほんのり甘いサクッと香ばしい、ウエハースのようなお菓子です。明治初期、温泉好きのお殿様に献上する菓子として製造されたのが起源とされています。
「湯せんぺい」の語源にもなっている温泉水は、市内に湧き出る三種類の源泉の中から、お菓子に最も適したほど良い塩加減の食塩泉を使っています。職人自らが源泉までくみ取りに行き、煮沸殺菌したものを生地に練りこみます。サクッとした食感とともに、ほのかな甘さを感じ、やみつきになる味わいです。

毎週土日と祝日には、できたての手焼き湯せんぺいが食べられる実演販売も行われています!ぜひ目の前で焼き上がった「耳付きの湯せんぺい」を召し上がってみてはいかがでしょうか?(実演販売は午前9時30分〜午後6時頃まで ※生地がなくなり次第終了)
 
|営業時間|
午前8時30分~午後7時
|定休日|
毎週木曜日(祝日の場合は営業)
|駐車場|
なし(共有の有料駐車場をご利用ください)
遠江屋本舗

長崎県雲仙市小浜町雲仙317

https://www.unzen-yusenpei.com/

日本一長い105メートルの足湯!腰掛けて夕陽を眺めるも良し、ペット足湯も!

2010年にオープンした島原街道沿いにある小浜の新名所! 小浜温泉100%の足湯の全長は、小浜温泉の源泉温度105度にちなんだ日本一長い105m!
定番の腰掛け足湯のほか、足つぼを刺激しながらたのしめるウォーキング足湯、さらに愛犬と一緒に歩けるペット足湯などさまざまな足湯があります。
一面がオレンジ色に染まる夕暮れの時間には、橘湾に沈む夕日を見ながらゆっくりと足湯に浸かることができます。

また、隣接する蒸し釜では雲仙市の季節の野菜や海産物を蒸して食べることができ、お腹も満たし、足湯で癒やされ、なんとも贅沢な時間を過ごすことができます。
 
|営業時間|
4月〜10月:午前10時〜午後7時(蒸し釜:最終受付は午後6時、終了午後6時30分)
11月〜3月:午前10時〜午後6時(蒸し釜:最終受付は午後5時、終了午後5時30分)
|料金|
無料
|定休日|
毎月第3水曜日、1月4日、1月5日(その他荒天時、源泉清掃日など)
小浜温泉足湯 ほっとふっと105

長崎県雲仙市小浜町北本町905-71

https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/50084

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介させていただいたスポットに関しては、動画でも紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
 
▼紹介スポットを巡っている動画はこちら
 https://youtu.be/yz8L4dY7qJE

▼長崎県の観光情報ポータルサイト
 ながさき旅ネット(https://www.nagasaki-tabinet.com/

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