平戸、歴史と自然を巡る
長崎
更新日:2018年09月05日
かつてフランシスコザビエルが布教活動の拠点を置き、南蛮貿易で栄えた平戸。
そしてここにオランダやイギリスの商館が置かれ、出島に移設されるまで、この地は国際貿易で賑わっていました。今は静かな街に当時の面影を訪ねることができます。
教会群を巡る
平戸には、かつてフランシスコザビエルが布教活動の拠点を置き、松浦水軍で有名な
平戸松浦氏も布教を認めたことから、多くのカトリック教会があります。
静かな農漁村にひっそりたたずむ姿は独特な美しさを感じます。
カトリック教徒が多い韓国やフィリピンからも巡礼の旅として人々が訪れているようです。
お墓の風景も違いますね。
白いファサードが青空に映え美しい紐差教会。
紐差教会
紐差町1039
9999903010313
平戸最古と言われる宝亀教会。
小さな漁港を見下ろす静かなたたずまい。
信者ではありませんが、中に入るとなぜか純で穏やかな気分になります。
平戸街歩き
ザビエル来訪依頼、南蛮貿易の拠点となり、栄えた小さな城下町。
寺院とザビエル記念教会が見える風景、松浦水軍で名をはせた松浦氏の邸宅である松浦史料博物館、古い城下町の面影の残る町並み、オランダ商館、平戸城など見どころがコンパクトにつまっています。
松浦歴史博物館は、母屋やお茶室、豪華な調度品など見ごたえがあります。
地元の「食」も旅の楽しみ
平戸は新鮮なお魚の他、平戸ちゃんぽん、平戸牛などがありどれを食べるか悩ましいところ。
平戸ちゃんぽんは、長崎市内のと比較するとあっさり、マイルド系でしょうか。
平戸牛は、後に残らない質のいいサシ、さすが美味しいの一言です。
お客さんでいっぱいでした。
松浦家のご用達の老舗お菓子屋の蔦屋さん。
南蛮渡来のお菓子、カスドースをはじめ、こだわりのお菓子が魅力的です。
また、徳川家康の外交顧問を務めたイギリス人の三浦按針の館に構えるお店は、趣があり是非訪れたいところです。
夜の平戸
この日はゲストハウス コトノハさんにお世話名なりました。
気さくなオーナーの手作りのおつまみを頂きながら、他のゲストと語らい。思わぬ出会いのあるお泊りもいいものですね。
月夜の港をちょいとそぞろ歩きしました。
平戸城は9月~10月いっぱいに再築城300年記念で、プロジェクションマッピングのイベントが開催されるようです。
港で何やら賑やかな様子。
型のいいスズキ、チヌがあがっていました。
街中でこんな釣りが楽しめるなんて、なんと豊かな。
(いつも釣れるかはわかりませんが)
こんなビーチがあったのか!
翌日は根獅子の浜へ。
こんな美しいビーチがあるのか! トロピカルビーチのように美しい根獅子の浜。予定してなかったのですがついつい入ってしまいました。
生月へ。
更に車を走らせ生月へ。
東シナ海を望み、空の明るさが増してきます。
生月サンセットウェイ
生月の西海岸は断崖絶壁。
これを抜いて走る農免道路はサンセットウェイと呼ばれ、絶景が楽しめます。
時間に余裕があれば是非夕日を。
民泊が盛んな地
松浦地区は体験民泊が盛んな地域。
この日は、農家民泊米吉つぁんにお世話になりました。
実家に帰ったような雰囲気でお料理も質が高くて、設備も快適でした。
お風呂はツルッツルの平戸温泉。体験メニューも農作業、釣りと豊富で、遊ぶにはもってこいのお宿です。
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