門司港の開港は明治22年(1889年)。北九州の工業力と結びついて大陸貿易の基地となり、最盛期には、1ヶ月に200隻近い外港客船が入港し、国内航路を含めて年間600万人近い乗降客がいたという。街には商社やビルディングが建ち並び、盛り場には、洋行客相手の店も多く、門司港の街を華やかに盛り上げていた。 それから100年、昔ながらの建物とあたらしい建物が混ざり合い、新しくて懐かしい、粋でモダンな街、門司港に生まれ変わった。 「レトロ(RETRO)」とは、英語の 「RETROSPECTIVE(懐古的)」を略した言葉。 尚、門司港一帯には木造3階建ても多い。
歓楽街の一隅にある公衆浴場。砂むし風呂で知られているが、名の由来は、創建当時竹の瓦で屋根をふいてあったから。
地元の人にも旅の人にも人気。昭和5年築、裏側に廻ってみるとアーチ式。庶民のまちの別府のシンボル。
昭和3年築。旧公会堂。3階までの5つのアーチ。往時の別府を象徴するように今も威風堂々としている。
辰野金吾設計、大正2年築。当初は旧二十三銀行本店。赤レンガに続く上部、屋根の構造は貫禄を示している。
●北九州市 歴史遺産No.27参照 ●別府 伝統文化No.2参照
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