昭和の名水百選。阿蘇の伏流水が、噴き出すようにとめどなく湧く。毎分60㌧。周辺に散存する多くの湧水地は南阿蘇湧水群として平成の百選となっている。
藩主が造営した白川吉見神社の神域のなか、遠くからの水詣での人が絶えない観光地にもなっている。
阿蘇神社の参道、道の西側の商店街の玄関に趣向をこらした湧き水が溢れている。1mも掘ると水が湧く地を上手に生かしたおもてなし。水の基(もと)、だから水基とよんでいる。火の神は水の神でもある。
昭和の名水百選。久住連山の麓、大分県と接する高原の村の閑静な湧水地。水守りのお地蔵さんが池の中に。あか牛の産地としても知られている。湧き出した水は稲葉川、大野川となって、竹田市を流れ別府湾へ注ぐ。近くの民宿の料理が抜群である。
別府湾を見下ろすように聳える鶴見岳、その南東の麓にある志高湖は泉郡の賑わいを離れて静か。
その畔に湧いている。龍神伝説があるので、龍神水と呼ばれた。旅の道中、ちょっとした寄り道だが「寄ってよかった」と満足できる。
産山の民宿料理は定評。漬物だけでも30種類。旅の人は驚く。
特産のあか牛のビフテキは、ヘルシーで柔らかい。リーズナブルの値段。竹田ではマス料理、長湯温泉はヤマメ、川魚のローカル
な味が楽しめる。