関門海峡に浮か巌流島。周囲1.6キロ、広さは約10.4haの小さな島だ。宮本武蔵と巌流佐々木小次郎の決闘で有名。今は新たな観光スポットとして上陸することができる。
武蔵が肥後細川藩に客分としてやってきたのを待つようにして、藩主忠利は山鹿温泉に武蔵を招待している。藩主と温泉に浸かり、何を話したのだろうか。
熊本には宮本武蔵の墓所と称されるものに東の武蔵塚、西の武蔵塚、泰勝寺跡の供養塔と3つある。東の武蔵塚は阿蘇の噴煙が望まれる大津街道沿いに面している。
熊本市の西、有明海に面した山の切り立つ断崖の中に大きく口を開けた洞窟がある。ここに武蔵は2年間篭り五輪書を書き上げた。武蔵はここで生涯を終えるつもりであったという。武蔵が拝んだ観世音菩薩が今もある。
八代松井家の菩提寺で、武蔵の巌流島の決闘や武蔵が熊本へ来る仲介者ともいうべき松井興長をはじめ歴代の墓がある。境内に武蔵の「戦気」の碑がある。
宮本武蔵の養子宮本伊織が立てた碑。小倉碑文ともいい、武蔵研究の一級資料とされる。宮本伊織は豊前小笠原藩の家老であり、手向山は伊織の所領であった。
武蔵自画像はじめ関係資料が豊富に集まっている。
●歴史の古い山鹿温泉、武蔵も細川忠利に招かれて入った。 熊本市は菊南温泉がある。 ●武雄温泉は歴史遺産No.15参照。
馬刺、カラシレンコンの本場。カラシレンコンは昔は殿様しか食べられなかった。 「馬を食ってクマを飲む」という。クマとは球磨焼酎。地酒の冴えた味は、熊本酵母の恩恵。
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