九州北部一帯のご利益めぐりに旅立とう。
名づけて宝船満載の旅。
ご利益の神々には、俗信の野仏はじめ、歴史あるレッキとした社寺まで多彩である。九州北部の旅では、いずれも由緒正しいものを主にしてみた。それに昨今人気の高いもの(内牧地蔵、宝当神社=いずれも宝くじ)を加えた。阿蘇神社の縁結びの松は、謡曲・高砂の松に由来する全国区。高塚地蔵も知る人ぞ知る人気。宇美八幡は三韓征伐を終えて神功皇后が無事男児を出産された地(地名伝説)。太宰府はご存知の通り、学問の神様。長崎・丸山の梅園天満宮は花街丸山のシンボル的存在だった‥‥。
鰯の頭も信心からというが、まず信ずることが大切だ。とはいえ、ご利益の由来、ルーツを知り学ぶ「ご利益学」を身につけることも大切だ。
折角、旅に出たのだから、社寺の歴史的いわれ、ご利益の由緒もしっかりと聞かせてもらうとよい。ガイド、案内の人もよく説明してほしいものだ。ただ「◯◯に効き目があるとされています」ではご利益案内コースとしてもの足りないので。
ご利益めぐりの途中に、景観の見どころも入れた。観て楽しみ、心も楽しむ旅になるだろう。
熊本空港~(50分・バス)~熊本~(31分・JR)玉名~(31分・JR)熊本~(約80分・JR)宮地~(5分・JR)阿蘇~(約60分・バス)小国~(40分・バス)杖立~(約20分・バス)日田~(15分・特急)天ヶ瀬~(25分・バス)高塚地蔵~(25分・バス)天ヶ瀬
天ヶ瀬~(90分・特急)博多~(約30分・JR)宇美~(25分・タクシー)太宰府~ (30分・西鉄電車)天神~(約60分・JR+6分・地下鉄)唐津
唐津~(80分・JR)佐賀~(30分・JR+30分・西九州新幹線)長崎~(60分・バス)長崎空港