奄美は、奄美大島から与論島までの奄美諸島全域をさし、薩摩藩の勢力下にあっても沖縄との関係は密接で、言葉・食・文化など生活の全てにおいて沖縄の影響を大きく受けている。そんな奄美の人と文化にふれるべく、沖縄から北上してみよう。
亜熱帯の風土は訪れる私たちを全く異次元の世界に誘う。
先ず冬がない。海の色が違う。食べもの、聴く音楽、飲むお酒…五感で接するものすべて「ここも日本か!」と唸ってしまう。日本列島が縦に長いことを実感する。
周りをサンゴ礁がとり囲む与論島は周囲22km、ということは半径が3.5kmの輪の中にすっぽり収まる。島全体が入場料の要らない楽園だ。
奄美大島は名瀬市を中心に定期観光バスが島を南北のコースに分けて走っている。それほど見どころに溢れている。龍郷町では、島に流された西郷さんの話も聞ける。親切な島人に囲まれて結構奄美では楽しかったのだなぁと思ったりする。
おしゃれな人には大島紬が安く求められるのも魅力。精がつく黒糖焼酎、ハブ酒を島美人から注いで貰うと浦島太郎の気分に。龍宮は海の底だったが、ここは陸の上の龍宮だ。
もう一泊したくなる。
那覇空港~(約45分・飛行機)与論空港~(約5分・タクシー)与論町
与論空港~(約40分・飛行機)奄美空港~(約15分・タクシー)笠利町~ (約70分・タクシー)奄美市
奄美市~(約40分・バス)龍郷町~(約25分・バス)奄美空港~(約75分・飛行機)鹿児島空港