2016年08月23日
今年4月に熊本地震が発生し、九州への国内外からの旅行のキャンセルが相次ぎ、観光産業は大きな影響を受けました。
「九州観光支援交付金」など、政府の迅速な対応もあり、現在国内観光客は、着実に回復しつつあります。しかし、外国人観光客 の回復は遅れ、特に韓国からの観光客の回復は、未だ厳しい状況にあります。
九州への外国人入国者数は、昨年約283万人と過去最高を記録しました。クル ーズ船客を除いても約205万人で、うち約122万人が韓国人でした。 熊本地震の発生を受け、宿泊者数ベース(観光庁速報値)で見ると、今年5月の外 国人宿泊者数全体は前年比約28%減、うち韓国人宿泊者数は59%減と大幅に減少 しました。
このような状況を受け、今回、韓国旅行業協会(KATA)会長の呼びかけにより、日 本政府観光局(JNTO)ソウル事務所等の協力を得て、韓国旅行会社のほか、メディア 関係者約 200 名の皆様が応援団を結成し、熊本・大分視察のため訪問されます。
なお、KATAでは、同様の事業を東北地方で昨年度、本年度(6月)と2回実施されましたが、東北地方以外では、今回の九州での実施が初めてとなります。
視察期間:平成28年8月26日(金)~28日(日)
主催:韓国旅行業協会、九州観光推進機構
協力:日本政府観光局、熊本県、アシアナ航空
出席者:韓国側約200名、日本側約30名
※視察日程は、添付資料をご参照下さい。