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徐福伝説

佐賀

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今から2200年前、徐福は秦の始皇帝から不老不死の薬を探す命を受け、日本へとやってきました。この渡来にまつわる話がいわゆる徐福伝説。県内では佐賀市を中心に数多く残っています。では徐福の足跡をたどりながら、その伝説を紹介しましょう。●浮盃(ぶばい)の地名の由来(佐賀市諸富町)有明海にたどり着いた一行は、盃を浮かべて流れ着いたところから上陸することにしました。この故事から人々は盃が流れついたこの地を「浮盃(ぶばい)」と呼ぶようになりました。●片葉の葦の伝説(佐賀市諸富町)上陸した一行は生い茂る葦を払いながら進みます。片側だけを払ったので、以来この辺りの葦は片葉となります。現在でも寺井津の土手沿いに生え、伝説を裏付けるように片葉のみで生い茂っています。●御手洗いの井戸(佐賀市諸富町)水を使うため、一行は井戸を掘り手を洗います。これが「御手洗いの井戸」で、今でも手厚く奉られています。佐賀市諸富町寺井の地名は「手洗い」がなまったものだと考えられています。●新北(にきた)神社の神木「ビャクシン」(佐賀市諸富町)徐福は上陸の証として「ビャクシン」の種を植えます。「ビャクシン」は、勢い良く芽をふき、大きく天に向かって栄えたといわれています。「ビャクシン」は元来暖かい地方の樹木で、国内に自生する例はほとんどなく、樹齢2200年と推定される古木はさらに全国でも珍しく、不思議に徐福伝説と符号します。「ビャクシン」は、新北神社の神木で現存しています。●千布を敷いて北上(佐賀市)徐福は蓬莱山に似ている金立(きんりゅう)山に向けて出発します。しかし、道は荒れ、歩くのに困難な状態でした。そのため布を敷き歩きやすくして進みます。現在の佐賀市金立町千布に達した時、ちょうど千反の布を使いきったので、この地域を「千布(ちふ)」と呼ぶようになったといわれています。●お辰との恋物語(佐賀市)徐福は、土地案内を頼んだ源蔵の娘お辰と恋仲になります。しかし、徐福が金立を去るとき「5年後に戻る」との伝言が「50年後に戻る」と誤って伝わったため、お辰は悲しみのあまり入水したと伝えられています。金立神社のお辰観音はこの悲恋に由来するものです。●霊薬「フロフキ」(佐賀市)徐福はついに金立山山頂で仙人に会い、不老不死の霊薬を手に入れます。これはフロフキといわれ、現在でも金立山に自生しています。ちなみにフロフキは不老不死がなまったものともいわれています。●徐福長寿館(佐賀市)・・・写真参照徐福長寿館では徐福に関する資料を展示するほか、薬用植物園などがあります。●金立神社例大祭次回 2030(令和12)年50年に一度、20キロあまりの金立神社上宮と上陸地を往復します(3日間)

所在地 〒849-0906 佐賀市金立町大字金立1197番地166 (金立公園隣接)
お問合せ先 Tel:0952-98-0696 
Fax:0952-98-0696 
徐福長寿館
エリア 佐賀
佐賀・小城・古湯
ジャンル 体験・アクティビティ
歴史・遺跡
駐車場 あり(無料 25台)
定休日 月曜日(休日の場合はその翌日)、12月29日から1月3日
利用料金 大人300円、中学生以下150円 ※団体20名以上:大人200円、小人100円
利用時間 9時から17時(入館は16時30分まで)
提供元 佐賀県の観光情報ポータルサイト あそぼーさが

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