九州のちょうど真ん中くらいにある熊本県・美里町は、その名の通り美しい自然に囲まれた里山のまち。日本一の石段をはじめ、“恋人の聖地”に認定されたハートができる石橋など、知る人ぞ知るフォトジェニックなスポットで注目を集めています。熊本市街地から車で約1時間、ドライブがてらフォト旅を楽しんでみませんか。
釈迦院川と津留川の合流地点にかかる「二俣橋(ふたまたばし)」は、「二俣福良渡」と「二俣渡」という2つの橋がL字型に並んだ、全国でも珍しい兄弟の石橋です。1829〜1830年に建造されましたが、現在の二俣福良渡は熊本地震の被災により2017年に復元されました。注目は、インスタでも人気のハートシェイプ。二俣福良渡の上から二俣渡の下を見ると、石橋のアーチに差し込む太陽の光が川面に反射してハートの形に浮かび上がります。このハートが見られるのは、11月~2月の11時半から12時ごろまでの約30分だけ。
1,200年もの歴史をほこる「釈迦院」は山間部の美里町らしくはるか山の上に鎮座されています。そこに至る表参道の御坂に作られたのが、とてつもなく長い「日本一の石段」です。段数は圧巻の3,333段!町おこしのシンボルとして昭和55(1980)年からコツコツと建造され、昭和60(1985)年には日本一の座に!昭和63(1988)年に堂々完成しました。1段から237段までは熊本石、238段から656段まで中国石(福建省産御影石)など、各段ごとに日本のほか中国、韓国、インド、ブラジル、アメリカなど世界各国の石材が使用されています。832段目は「一の越」、1,111段目は「ニの越」と、節目ごとに御社も。また、広場や展望台からも絶景を満喫できます。美里町から熊本の山並みが広がるパノラマビューは登った人だけの特権!途中にはトイレや休憩スポットもあるので安心です。山頂を目指して自分のペースでゆっくり昇ってみてはいかがでしょうか。
美里エリアに来たらちょっと足をのばしてでも行きたいのが、宇城・不知火町に鎮座する「永尾(えいのお)剱神社」。奈良時代の713年に元明天皇の勅願によって創建したとされる由緒ある神社です。海の神さまである玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)を御祭神にたてまつり、魚のエイに乗って現れたことから永尾(えいのお)と名付けられたと伝えられています。また、エイの尾の形が剣に似ていることから、別名「剱神社」とも呼ばれています。神社は小高い山の上。石段を昇った境内からは、八代海(不知火海)の中に建てられた鳥居が見えます。
永尾神社の海中鳥居は、写真愛好家の中で人気の知る人ぞ知るスポットで、この日もカメラを手にした方が何人かいらっしゃいました。シャッターチャンスは夕暮れどき。鳥居を囲む八代海が夕焼けに染まるマジックアワーは、とても幻想的です。神秘的な海の景色も素敵な旅の思い出になりそうですね。
また、旧暦8月1日(八朔)前後、未明(午前1:00~3:30頃)の干潮時にだけ現れる蜃気楼現象「不知火」の観望所にもなっており、その時期は多くの人で賑わいます。
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