2021年02月26日

【ぐるり冬号 vol.64】じんわりひたる。おんせん県の冬

【ぐるり冬号 vol.64】じんわりひたる。おんせん県の冬


美肌の湯と美酒巡り ~天ヶ瀬温泉~

温泉が恋しいこの季節。縮こまった体とココロをじんわりとほぐしてくれる場所へでかけるなら、日田・天ヶ瀬温泉へ。天ヶ瀬温泉は玖珠川沿いの温泉郷。トロトロとした肌触りの湯で、泉質は古い角質を柔らかくするクレンジング作用が高く、さらに天然の保湿成分といわれるメタケイ酸を含む、いわゆる〝美人湯〞と呼ばれる温泉です。天ヶ瀬温泉の特長といえば、川のほとりに点在する野趣溢れる共同露天風呂「川湯」。空を見上げ、風を感じながら湯に浸かることができます。贅沢なロケーションで入湯料はそれぞれなんと100円。また、JR天ヶ瀬駅前には手湯や足湯があり、気軽に天ヶ瀬のお湯を楽しめます。

おんせん県おおいたの冬満喫トリップ

大分県は、温泉の源泉数・湧出量ともに日本一!美肌の湯や絶景の湯、ちょっと珍しい湯など、さまざまな温泉が湧いています。そんな温泉の周辺には、素敵なスポットもいっぱい!温泉+αのお楽しみをご紹介します。

おんせん県で待っています。

私たちの生活がガラリと変わってしまった現在。辛く悲しい時間も、おんせん県おおいたの観光を支えるみなさんは、以前と変わらず“おもてなしの心”で、いつか来るその時を待ちわびながら準備をしています。
<The Vege Cafe Ms.代表>

渡部 順子さん

豊後大野市は「大分の野菜畑」と自負する野菜の産地です。旬の野菜が食べられる場所を作り、ふるさとのPRにつなげたいと考えたのが「The Vege C afe Ms.」のオープンのきっかけでした。

素材のおいしさや彩り、1食で野菜を250g 摂取できる栄養バランスなど、野菜ソムリエであり地元食材の魅力を知るスタッフ全員でメニューを考えています。リピーターのお客様も増えましたが、ライフスタイルの大きな転換期となった今、これからの私たちの役割について真剣に考えるようになりました。

豊後大野市には、「日本ジオパーク」や「ユネスコエコパーク」に選定された自然の摂理が育んだ宝があります。思いっきり深呼吸したり、大声で笑ったり、自分らしくいられるストレスフリーな空間で、地元食材を使ったワークショップを盛り込む〝体験型カフェ〞として新しい取り組みをスタートさせました。火を起こし、羽釜でご飯を炊き、できたての旬の味を楽しむ料理体験や、味噌やこんにゃくなどの伝統食づくりも取り入れました。

さらに、来年はキッチンカー構想も実現予定。例えば川上渓谷へ私たちが出向き、地域のことを伝えながら淹れたてのコーヒーや温かいご飯が提供できる“渓谷カフェ”が開けたら最高なんじゃないかな、と。

料理の向こうに広がる笑顔と、大人も子どももワクワクできることを叶えるために、これからも新しいことに挑戦し続けていきたいです。

 
<Profile>

豊後大野市出身。6年前の『The V ege Cafe Ms.』のオープンから携わり、代表を務める。野菜ソムリエプロの資格を持ち、豊後大野の野菜を知ってもらい、おいしく味わってもらうためのアイデアを常にめぐらせ日々奮闘

中。アウトドア好き。
<The Vege Cafe Ms.>

豊後大野市の農家から直接仕入れた野菜をふんだんに使った旬の素材が味えるカフェ。季節ごとに変わる野菜たっぷりのプレートや野菜を使ったスイーツも楽しめます。

【DATA】

住所:豊後大野市緒方町馬場388-1/電話番号:0974-42-4822/営業時間11:30~14: 00(ランチ)、~17: 00(カフェ)/休み:月~水曜(土・日曜はイベント参加のため事前に要問合せ)/P:30台/朝地ICから車で約10分





 
<渡部さんの愛する場所>

川上渓谷

豊後大野市の源のような存在。ここに佇むと自然の中に人間が生かされているんだと実感させられます。気持ちが疲れたときに訪れると癒やしてくれる場所です。

【DATA】

住所:豊後大野市緒方町尾平鉱山/電話:0974-22-1001(豊後大野市商工観光課)

おんせん県キャラ カボたんがゆく!

城下町と名湯と…。竹田の冬旅。

しっとりと旅を楽しみたいなら、歴史と文化と温泉と、情緒たっぷりな竹田市へ出かけましょう。

城下町の趣ある街並みやおいしいランチ、少し足をのばして出かける温泉と、思いがけない出会いもたくさんあります♪



<カボたん>

大分かぼすマスコットキャラクターであるカボたんが、大分県を代表するカボスの生産地である竹田をご案内。温泉が大好きで握手が得意です♪