西都市街地の西方、通称西都原と呼ばれている台地上を中心に311基の古墳が分布。西都原古墳群にある男狭穂塚はニニギノミコトの御陵、女狭穂塚はコノハナサクヤヒメの御陵。男狭穂塚は全長155mの国内最大の帆立貝古墳で、女狭穂塚は全長176mの前方後古墳で九州最大規模。
神武天皇が東征に出発するまでの宮居の跡。すぐそばに「皇軍発祥の地」の石碑が建てられている。
東霧島神社の境内から本殿に続く石段で、鬼が一夜にして造ったと伝えられています。別名「振り向かずの坂」と呼ばれ、願い事を唱えながら後ろを振り向かず登ると願いが叶えられるといわれています。
ウガヤフキアエズノミコトの誕生地と伝えられ縁結びや安産の神としても知られている。トヨタマヒメが我が子ウガヤフキアエズを思って残したとされるお乳岩や、海から乗ってきた亀がそのまま岩になったとされる亀石がある。
数百基を数える全国有数の西都原古墳群近くに建つ博物館。単に遺跡を展示するだけでなく、土器や古墳の模型を触る事ができる「ハンズオン展示」や、身につけたジャケットから案内を聞くことができる「音声ガイド」などがあり、より歴史や地理を体感することができる。屋外にも古代生活体験館」「4号地下式横穴墓保存見学施設」などがあり歴史ファンならずとも楽しめる。
霧島六社権現の一つで、ニニギノミコトを主神とし、相殿にコノハナサクヤヒメ、ヒコホホデミノミコト、トヨタマヒメ、ウガヤフキアエズノミコトほかを祀っている。霧島のたび重なる噴火で炎上、再建を繰り返した後、現在の場所に1715(正徳五年)第21代藩主島津吉貴公により造営寄進された。社内には樹齢七百年の老杉が生い茂り、神代の気高さを今に伝えている。朱塗りのあでやかな社殿、美しい神社は西の日光とも称せられる。
●大淀川畔温泉を「たまゆらの湯」と名づけている。各ホテルから大淀川を眺めてゆっくりくつろげる。 フェニックス繁る夜の散歩も湯あがりに心地よい。 近くの青島温泉は「伝説の湯」と名づけられている。
●霧島温泉郷は歴史遺産No.2を参照。いかにも「山の湯」にふさわしいしっとり感が肌をつつみこむ。 天降(くだ)った神様たちが、温泉に入ったという物語はないが、神様も浴した同じ泉源のお湯に入っていると思うと、神様と一緒になった気分。
●黒潮寄せる日南海岸、伊勢海老、タイ、ハマチ、はまぐりが代表。川にはアユが。 はまぐりは汁や刺身、焼物、はまぐり飯、アサヒガニも旨い。食材は多彩を誇る。
●九州は焼酎の本場、各地を代表する銘柄は首都圏では高値を呼ぶ。その本場の地ではお好みの旨い焼酎にありつけること請け合い。(食No.1参照)