このルートはNO.
15のコースと重複していると思えるが、NO.
15は石仏(磨崖仏)に重点を、本コースは(国東地方の磨崖仏は割愛し)社寺に時間をかけようとの意図で組んでみた。
宇佐神宮、国東半島の地だけでも訪ねるのに一週間はかかる仏教文化遺跡が眠っているが、とりあえず宇佐、国東地方と臼杵地方をセットにした。
古代の宇佐で生まれた八幡信仰は、やがて仏教と融合し、神仏混合の山岳仏教が栄えた。国東半島の中央に建つ両子山・文殊山から放射状にのびる谷間には、今も数多くの古社寺が点在し、両子寺、富貴寺、真木大堂、熊野磨崖仏などの有名な寺仏や、名もない石仏、野仏などにも出会う。いたるところに六郷満山文化の息吹が感じられる。古くからの人々の信仰の心と、それらを包み込む自然の所産を訪ねます。
そして大友宗麟が1562年に四方を海で囲まれた海城を築いた地・臼杵では臼杵城下と石仏群に時間をかけよう。欲ばって市街地から約6km、南西に約4kmにわたって分布する磨崖仏群を訪ねる。山肌に刻まれたおびただしい数の磨崖仏は、そのほとんどが平安0鎌倉時代の作とされ、そのうち59体は国宝に指定されている。こうみてくるとキリシタン大名、大友宗麟が何故この石仏群を「見逃し」て破壊しなかったのか、その疑問も現地で判るに違いない。
鹿児島空港~(約60分・バス)人吉市~(約70分・JR)えびの市
えびの市~(約70分・JR)都城市~(約120分・JR)都農町~(約40分・JR)宮崎市
宮崎市~(約80分・JR)日南市~(約20分・JR)南郷町~(約90分・JR)志布志市~(約110分・バス)鹿児烏空港