近世になって藩政態勢が確立するまでは、九州の各地では、それぞれの豪族が、地方に覇を唱えていた。競い合っていた。 先ず、鹿児島には島津義久。薩摩、大隅、日向を統一し、九州北部に版図拡大を目指し、隣の大分の大友宗麟と戦う。国境での耳川を挟んでの戦いは後に「耳川の合戦」と戦史に残る。 その島津も、後に秀吉の大軍の前に降伏する。 佐賀には龍造寺、福岡・柳川には立花宗茂、長崎には有馬晴信が‥‥。 戦国の厳しい時代である。そこには権謀術数、合従連衡などの駆け引きもあった。寝返り、不意打ちなど、語るべき物語は多いが、そのゆかりの地や古戦場となると残されているみるべきものは限られてくる。数少ない遺跡から、つわものどもの軌跡を追っていく。 近世になって、徳川幕府の体制が完成する以前である。 その史蹟は残念ながら殆ど目にするものは少ない。 変哲のない川であったり、山であったり、住宅地に変わっているが、耳を澄まして、かつての川原や平原に合戦の響きを聴こう。
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