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阿蘇くじゅう国立公園

2022年04月12日

阿蘇くじゅう国立公園は、大分県と熊本県にまたがり、九州の中央部に位置する国立公園です。

世界有数の阿蘇カルデラとくじゅう連山や由布・鶴見岳の火山群、そしてその周囲には、放牧や野焼きなどの営みによって生態系が維持され、雄大でなだらかな草原が広がっています。

くじゅうの山々では、初夏のミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬の露氷など四季折々の自然の姿を楽しむことができ、家族連れでも楽しめるトレッキングコースも多く、周辺には遊水池や温泉もあり、自然の恵みを体中で感じられます。

別府ロープウェイ(鶴見岳) 

標高1375mの鶴見岳は阿蘇くじゅう国立公園の東の端にあります。山上までは、別府ロープウェイで高低差約800m、路線長1816mの急こう配を約10分で上ることができます。鶴見岳山上各所からは素晴らしい景色を望むことができ、初夏は約5,000本のミヤマキリシマなど珍しい植物が咲き誇ります。また夏は平地より10度ほど涼しく、ナイター営業の夜は別府湾方面の広大な夜景を楽しむことができます。秋は紅葉が山を彩り、冬になると九州では数少ない霧氷の美しい銀世界が楽しめます。

【DATA】

・住所:別府市大字南立石字寒原10-7

・問合せ:0977-22-2278(別府ロープウェイ)

・HPはこちら
法華院

法華院温泉山荘(ほっけいんおんせんさんそう)は九州で最も高い位置にある温泉宿で、正面に大船・平治・立中の三つの山を望みます。山荘までの移動手段は徒歩のみとなっており、利用するには自力で登山するほかありません。温泉の利用については宿泊客はもちろん、日帰り入浴も可能で、登山者の疲れを癒してくれます。

【DATA】

・住所:竹田市久住町大字有氏1778

・問合せ:090-4980-2810(法華院温泉山荘)

・HPはこちら
坊ガツル

坊がツルは、くじゅう連山の主峰・久住山と大船山等に囲まれた扇状地に広がり、2005年に長者原のタデ原とともに保全すべき重要な湿地として、ラムサール条約に登録されました。また、近くには坊ガツルキャンプ場が整備されており、夏には大自然の中でキャンプを楽しむ事ができます。

【DATA】

・住所:竹田市久住町有氏

・問合せ:090-4980-2810(法華院温泉山荘)

・HPはこちら
タデ原湿原(長者原ビジターセンター)

タデ原湿原は古くから野焼きが行われ、希少な動植物が生態系を維持されています。

また、山岳地に形成された中間湿地としては、国内最大級の面積を有しています。湿原内には遊歩道が整備されており四季折々の自然観察をゆっくり楽しむことができます。

近隣の長者原ビジターセンターは、阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域の歴史や自然の様子を展示している博物展示施設で、くじゅう山群を中心とする地形地質、動植物の資料展示、ハイビジョンシアターでのビデオ上映を行っています。

【DATA】

・住所:九重町大字田野225-33

・問合せ:0973-79-2154(長者原ビジターセンター)

・HPはこちら
草千里ヶ浜(阿蘇山上ビジターセンター)

阿蘇を代表する観光スポットの一つである草千里ヶ浜。広々とした草原に覆われた草原は、春から夏は緑が鮮やかに、冬は一面白銀の世界となります。季節ごとに違った表情が楽しめるのも魅力で、一年を通じて多くの人達に親しまれています。

また、草千里ヶ浜にある阿蘇山上ビジターセンター(阿蘇火山博物館の1階)は、阿蘇地域の自然や文化、アクティビティなどの魅力を総合的に紹介する展示施設です。施設内は円形となっており一周すると自然を中心に阿蘇の概要が学べるようになっています。

【DATA】

・住所:阿蘇市赤水1930-1 阿蘇火山博物館1F

・問合せ:0967-34-2171(阿蘇山上ビジターセンター)

・HPはこちら
やまなみハイウェイ

別府市から阿蘇市一の宮をつなぐ県道11号線の愛称で知られ、国土交通省の日本風景街道にも登録されています。くじゅう連山に抱かれた飯田高原一帯は草原の大パノラマが広がり、親子で楽しめるレジャースポットや温泉、高原グルメなどが味わえる店が点在しているので、ドライブにもピッタリです。

【DATA】

・住所:大分県別府市~熊本県阿蘇市一の宮

・問合せ:0973-73-5505

・HPはこちら
箱石峠・町古閑牧野の景観

箱石峠は阿蘇市一の宮から国道265号を高森町方面へ向かう先にあり、つづら折りの峠を登った先には絶景が広がります。ここはツーリングコースとしてバイク乗りや自転車乗りに人気のスポットですが、ダイナミックな阿蘇の風景を撮影できるポイントとしてカメラマンの間でも有名です。

町古閑牧野の景観も見どころの一つで、阿蘇から高森に向かう国道265号線沿いに広大な草原が広がっています。これらは地元の団体によって管理されており、主に放牧に使用されています。毎年この広大な草原は、雑木林になるのを避けるために2月から3月頃に野焼きを行います。これにより草原のサイクルは守られており、現在まで維持され続けています。

【DATA】

・住所:熊本県阿蘇市一の宮町坂梨

・問合せ:096-382-2660(熊本県観光連盟)

・HPはこちら
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