大分県由布市の水分峠と熊本県阿蘇を結ぶ県道11号を「やまなみハイウェイ」と言います。緑のじゅうたんが一面に広がるワインディングロードは、絶景ポイントが次から次へとやって来るので、時間をかけてゆっくりドライブを楽しむことができます。そんな中でも特に絶景なのが長者原辺りから見た九重連山。道の正面に見える硫黄山からは噴煙がモクモクと上がっています。さらにじっくり楽しむために、近くにある長者原ビジターセンターなどの駐車場に車を止めて、サイクリングをするのもおススメです。
阿蘇からやまなみハイウェイへ抜ける途中の「ミルクロード」では牛を間近で見ることができます。しばらく見ていると近くのお店のお兄さんが「エサあげますか?」ととうもろこしの皮などをくれました。思ったよりもフワフワな毛並みに優しい目の牛に癒されます。
ミルクロード:阿蘇外輪山南部大津付近から大観峰、やまなみハイウェイを経て外輪山北東部に至る阿蘇山を眺望する草原道路
目の前にそびえ立つ山々に、前後左右どこを見渡しても広がる草原。自然に生えた草花は四季折々の顔を見せてくれるのでいつ行っても新 鮮な景色を楽しめます。ゆっくりと走行するも良し、お気に入りスポットで途中停車するも良し、気分転換に最適なドライビングロードです。
久住高原の中心部に20万㎡に渡って広がる「くじゅう花公園」からもくじゅう連山を望むことが出来ます。春から秋にかけ500種300万本もの花々が咲き誇る園内には夏の終わりにかけてサルビアとケイトウの花が満開です。たくさんの花たちに囲まれながら見上げるくじゅう連山は一際華やか。
くじゅう花公園:大分県久住高原850
開花時期:(春期)チューリップ、ビオラ、シバザクラ/(夏期)ラベンダー、ケイトウ、クレオメ/(秋期)コスモス、ひまわり/(冬期)光ファンタジア
「阿蘇くじゅう国立公園」のくじゅう地区入口、九重連山が間近に望める絶好の場所にある「長者原ビジターセンター」。くじゅうの自然の様子を、模型や標本・写真・映像などで分かりやすく展示している博物展示施設です。また、センターの裏手には「タデ原湿原」が広がっており、四季折々の自然を肌に感じながら、木で作られた歩道を散策することが出来ます。散策の際は山の天気は変わりやすいので、雨具を持っていると安心です。
一部バリアフリー設計となっている木道は、最長2.5kmの散策コースとなっており、自然の草花を楽しみながらゆっくり歩いて1時間ほどのコースです。秋の季節にはあたり一面がススキの穂で真っ白になり、それを目的に人々が訪れるぐらい一年に1度の絶景なのだとか。
標高約1,000mにあるダテ原湿原には高山植物も多く生息しています。中でもこの「シラヒゲソウ」はダテ原湿原ではよく見る花ですが、平地ではほとんど見ることがないそうです。背の高い草に隠れてひっそりと咲いている花も多いので、じっくり探さないと見逃してしまうかもしれません。
長者原ビジターセンター1階には九重連山周辺を7000分の1にした地形模型があったり、動植物の写真があったりと、くじゅうの大自然を学ぶことのできる施設となっています。ここで湿原の植物などを知って散策にでるとより一層楽しめそうです。
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開催: 2024年04月29日
開催: 2024年04月28日
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