温泉

泉質自慢

硫酸塩泉
 硫酸塩泉とは、温泉水1kg中に含有成分が1g以上あり、陰イオンの主成分が硫酸イオンのものを言います。飲めば胆汁の分泌が促進されるため、飲用として用いられることが多い泉質です。主な効能は高血圧、動脈硬化、リウマチなどです。

九州西部


  • 雲仙温泉雲仙温泉

     雲仙温泉は長崎県の南部、島原市にある温泉です。
     開湯は大宝元年(701年)と伝えられており、幕末に日本を訪れたシーボルトによって、ヨーロッパを中心に海外にも紹介されています。
     周辺の雲仙岳一帯は、日本で最初の国立公園に指定されており、温泉だけではなくミヤマキリシマなどの草花や野鳥観察といった自然とのふれあいが楽しめます。

  • 唐津温泉唐津温泉

     唐津温泉は、唐津くんちや唐津焼で有名な唐津市にある温泉です。市街中心部にあり、JR唐津駅からも近いので、唐津市周辺の観光に便利です。少し足を伸ばせば日本三大松原のひとつに数えられる虹の松原もあります。平成15年(2003年)にボーリングをしたところ竹林から温泉が湧き出たので「かぐや姫の湯」と名付けられました。竹林に囲まれた露天風呂で贅沢な時間を過ごすことができます。

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塚原温泉

 塚原温泉は別府市と由布市にまたがる伽藍岳の中腹に位置します。伽藍岳は九州にある17の活火山のひとつで、塚原温泉火口乃泉からさらに登ると山肌からも噴気が立ち上っています。独特の硫黄の匂いと地獄のような風景を間近で見学することができます。

塚原温泉

  • 小田温泉小田温泉

     小田温泉は、南側に阿蘇外輪山、東側にくじゅう連山を望む山すそにあります。黒川温泉、満願寺温泉の名だたる温泉地に近く、小田川沿いに湧く新しい温泉です。山あいの静かな里に点在する小田温泉の旅館は、美しい自然に囲まれ、よけいな雑音が一切入って来ません。時間を忘れるほどゆったりとした時間がここには流れています。

  • 黒川温泉黒川温泉

     黒川温泉は、田の原川の渓谷に沿って宿が点在する温泉地です。街全体に緑が多く、落ち着いた雰囲気で温泉情緒をゆったりと楽しめます。2009年版「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では温泉地として異例の2つ星になり話題になりました。近隣には、瀬の本高原、清流の森、押戸石の丘などの観光名所があります。

  • 阿蘇内牧温泉阿蘇内牧温泉

     阿蘇内牧温泉は阿蘇山のふもとに位置する温泉郷で、阿蘇でも有数の宿数を誇っています。湯量が豊富で、日帰り温泉に便利な共同浴場も充実しています。泉質は単純泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉などで、神経痛やリウマチ、婦人病などに効能があります。夏目漱石や与謝野晶子をはじめ、多くの文豪たちも訪れています。

  • 法華院温泉法華院温泉

     法華院温泉は、くじゅう連山の中央部・坊がつるの北西稜にある温泉です。標高1,303mと九州で一番高所にある温泉で、訪れるには2時間ほどのトレッキングが必要です。周辺にはくじゅう連山の雄大な景色が広がり、春はミヤマキリシマ、冬には樹氷と、四季を通じて大自然が満喫できます。シーズンを通して多くの登山者が訪れます。

  • 阿蘇赤水温泉阿蘇赤水温泉

     阿蘇赤水温泉は、阿蘇温泉郷のひとつで阿蘇山北麓に湧く温泉です。阿蘇五岳に囲まれた、美しい田園地帯や涼しげな木立の風景が宿泊者を待っています。
     阿蘇観光に便利な場所にあります。春になると長さが350mにもなる火文字焼きが行われ、山々にはミヤマキリシマ、キスミレなどが咲き誇ります。

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九州南部


山川温泉

 山川温泉は指宿市の海岸沿いに湧く温泉で、伏目温泉とも呼ばれています。近隣の指宿温泉と同じく砂むし温泉が有名ですが、他にも雄大な開聞岳を間近に望む露天風呂なども人気です。内陸部に湧く温泉は農業などに利用されており、周辺には豊富な地熱を利用した発電所などもあります。

山川温泉
  • 市来温泉市来温泉

     市来温泉は、吹上浜砂丘の北端、市来海岸にある温泉です。地下約1,200mから湧き出る温泉は、各種効能があり湯上りに肌がサラサラになると女性に人気です。露天風呂からは、東シナ海に沈む夕日を眺めることができます。

  • 大村温泉大村温泉

     大村温泉は、薩摩川内市の祁答院(けどいん)町にある共同浴場です。浴用だけでなく飲泉にも適しており、胃腸病や便秘に効くと評判です。敷地内には持ち帰り用の温泉スタンドが設置されており、手軽な値段で温泉を購入することができます。周辺にはゴルフ場もあるので、汗をかいた後に入浴するのもおすすめです。

  • 栗野岳温泉栗野岳温泉

     栗野岳温泉は、霧島山の西端部に位置する栗野岳にある温泉です。温泉は八幡地獄と呼ばれる源泉から自噴していて、宿の周辺は硫黄の匂いが漂います。明治8年頃、陸軍大将・参議の官職を辞めて、鹿児島に帰ってきた西郷隆盛が訪れた温泉としても知られており、近隣の人々の湯治の場として大切にされてきた温泉です。温泉を利用した蒸し鶏も自慢の一品です。

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