ひなの国 九州

ひなの国 九州

【九州のひなまつり広域振興協議会】平戸松浦家のひな人形

このページを印刷する

開催期間
2024年01月20日~2024年04月03日
住所
平戸市鏡川町12番地
HP
ホームページはこちら
その他情報
<問合せ先>
TEL0950-22-2236  FAX0950-22-2281

<交通アクセス>
平戸桟橋バスターミナルから徒歩5分

毎年雛祭りの季節になると、松浦史料博物館に蓁姫の雛人形と雛道具が飾られます。            
1808(文化5)年に寛政の改革で有名な老中松平定信の娘蓁姫が、松浦家第35代熈(ひろむ)に輿入れの時に持参した雛人形です。2対の人形(芥子雛)と梨子地に金の蒔絵で松竹梅が施された化粧道具や飲食具または文房具など百点にものぼる雛道具は大変豪華で精緻なものです。現在では女の子が生まれて雛人形を揃えますが、江戸時代には花嫁道具のひとつに雛人形・雛道具があり、特に大名家などでは実際の花嫁道具と同じくミニチュアの雛道具が持参されました。
【開催場所】公益財団法人 松浦史料博物館
松浦史料博物館展示場

松浦史料博物館展示場

長崎県の北西に位置する平戸は、日本の陸路の最西端に位置する歴史情緒あふれる城下町です。日本で最初の西洋貿易港として西洋文化との橋渡しとなった平戸には、フランシスコ・ザビエルの来訪以降広まったキリシタン信仰の歴史を感じさせる数多くの教会をはじめ、情緒あふれる風景が今も息づいています。
公益財団法人 松浦史料博物館は、平戸藩主松浦家に伝わる名品約3万点を所蔵する博物館です。建物は明治26年に建てられた松浦家の住居で、県指定有形文化財に指定されています。江戸時代、平戸藩6万1千700石を治めた平戸藩主松浦家は、その出自が平安時代まで遡る大変古い歴史があります。松浦家千年の歴史を彩る至宝の中には対外貿易やキリスト教に関係する資料、古文書などに加え、大名の婚礼調度や雛道具などが含まれ、現在の松浦史料博物館に受け継がれています。

茶室「閑雲亭」(かんうんてい)と百菓之図
茶室「閑雲亭」

茶室「閑雲亭」

明治26年、松浦家第37代詮(心月)が建築したものです。
茶祖千利休の創意に基づく純然たる草庵茶室で農村庶民の質素な居住様式を取り入れほとんど自然の材料を以って構築されています。
現在の閑雲亭は昭和62年の台風で倒壊したものを、1年の歳月をかけ再建されたものです。
また、平戸藩主松浦家第35代熈(ひろむ)が、百種類の菓子作りを平戸城下の名店蔦屋と堺屋に命じ、1845年に百菓を極彩色で描き、菓子名と製法を記した書物が『百菓之図』です。
松浦史料博物館と、当時の菓子司であった蔦屋は『百菓之図』から12種の菓子を再現。閑雲亭で茶道鎮信流により点てられたお抹茶と月ごとの復元菓子をお楽しみください。

平戸オランダ商館
平戸オランダ商館

平戸オランダ商館

住所 平戸市大久保町2477番地
問合せ先 TEL0950-26-0636  FAX0950-26-0638
交通アクセス 平戸桟橋バスターミナルから徒歩5分
開館時間 8:30~17:30

平成23年9月20日開館。平戸オランダ商館は、1639年築造の石造倉庫を復元したものです。1922年に「平戸和蘭商館跡」として国の史跡に指定された場所に当時の姿を忠実に再現し復元された建築物であります。平戸オランダ商館は、1609年に江戸幕府から貿易を許可された東インド会社が平戸藩主松浦鎮信の協力を得て平戸に設置された東アジアにおける貿易拠点であり、鎖国政策による1641年の出島への移転が命じられるまでの33年間、日本とオランダとの商取引や日常生活で様々な交流が行われ、当時の日本の海外交流において大きな役割を果たしました。復元されたオランダ商館は平戸のシンボルとして、外交流の歴史や文化を伝える活動を行っています。

雛道具

雛道具

ひな人形

ひな人形

百菓之図からの復元菓子

百菓之図からの復元菓子

周辺スポット

Google Mapの読み込みが上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください。

周辺情報を見る

PAGETOP